ATフルードとトランスミッションオイルの違いについて

花瓶02ATフルードとトランスミッションオイルは、動力を伝えるミッション部分に使用する油ということで混同されがちな部分が有りますが、その機能は全く違います。その為、ATフルードをマニュアルのトランスミッションオイルとして使用したり、その逆も本来の目的を果たさないため、決して誤らないようにすることが大切です。
マニュアルもATも効率的に車を動かすために多段ギヤを切り替えてエンジンの回転を効率的に動力として取り出している点に於いては原理は同じです。しかし、そのギアの切り替えの際にマニュアルはクラッチを使用して切り替えているのに対し、ATの場合はクラッチを使用せず、粘性のある油で動力を切り替えています。この油がATフルードです。したがって、ATフルードは動力を伝えるための粘性を持っていなければならないという特徴があります。
対して、トランスミッションオイルはギアの動作を滑らかにするために使用する潤滑油のため、粘性が有ると逆に動作の妨げになってしまいます。その為、ATフルードをトランスミッションオイルの代わりに使用したり動力がスムーズに伝わらなくなるばかりでなく、摩擦で発火してしまうことも有るので絶対にしてはいけません。

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